ロータリーの友 2017年7月号
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今年度の新たなる『友』編集目標ロータリーの友委員会委員長一般社団法人ロータリーの友事務所代表理事清水 良夫 (横浜RC) ロータリーの地域雑誌である『ロータリーの友』(以下『友』)は、会員とクラブ、地区、国内はもとより世界中のロータリアンおよび国際ロータリー(RI)をつなぎ、会員意識の醸成に役立つツールです。1980年からRIの認可を受け、ロータリーに関する情報を発信するため、継続発行してきました。今年度においても、地域雑誌の役割を果たし、会員同士が共有すべきロータリーの情報を提供し、多様な価値観を持つ会員間での対話や議論が自然と起きて、その絆を一層深めることのできる『友』をお届けします。 『友』をお届けするにあたり、各地区から選出された「ロータリーの友地区代表委員」の役割の大切さがロータリーの友委員会で再認識、確認されました。これにより、「友地区代表委員」には、『友』に関する「ガバナーの代理者」としての任務を全うしていただきたいと願っています。具体的には、毎月の『友』をはじめ、(一社)ロータリーの友事務所(以下「法人友事務所」)の出版物に関して、リポートによって評価するとともに、地区内の情報を編集部に提供し、編集に協力してくださることを期待します。皆さまの地区から選出された「友地区代表委員」メンバーは、横組みP 5をご参照ください。 地区ごとに位置づけが異なる「友地区代表委員」ですが、その役割がいずれの地区、クラブ、会員にも役立つ存在であることに変わりはありません。友委員会、法人友事務所理事会としても「友地区代表委員」としての役割、活動がよく理解されるよう検討していく所存です。そういった意味でも「友地区代表委員」と「法人友事務所」とのコミュニケーションをさらに密にしていく必要があり、今年度8月と3月には委員相互の認識を高めるためにゾーン別会議を開き、より交流を深め、情報共有と発信の役割を明確にしていきます。 今年度は新編集長の下、以下の6点を重点的に編集変更いたします。1.表紙が変わります今年度は、イラストで表紙を飾ります。前年度の写真によるロータリーの国際的な活動イメージを生かしつつ、日本のロータリアンの雑誌というエッセンスを盛り込みました。イラストにすることで、写真とは異なる表現でロータリーの可能性や広がり、そして一層の親しみやすさをアピール、より多くの方に活用してもらうことを目的としています。2.「New Generation」の連載を開始します  インターアクター、ローターアクター、青少年交換学生、財団奨学生、米山奨学生、RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)など、ロータリーのプログラムに参加している、または参加したことのある10~30代の人に、未来の夢に向かって努力していることなどを報告してもらい、ロータリーが育んだ若者の成長を写真とともに紹介します。3.「私の一冊」の連載を開始します  ロータリアン、家族を対象に、最近読んで感動した本、人生を変えた一冊、思い入れの深い一冊を、毎月2冊紹介します。4.「声」を開始します  読者、投稿者、友委員会とのコミュニケーションの場として、『友』に関する建設的な意見、感想、質問を掲載するページを設けます。気軽に感想を寄せてもらえるよう、文字数は200字以内に限定。「友地区代表委員」から寄せられたリポートから抜粋し掲載することもあります。多く寄せられた質問などには、友委員会からの回答も掲載します。5.クラブを訪ねて  好評をいただくこのコーナーは今年度も継続します。候補となるクラブは、主に「友地区代表委員」の推薦を受け、編集会議で決定します。外部ライター、カメラマンの視点を十分に生かした企画とします。6.その他①7月号「ガバナーの横顔」では略歴部分に個性が表れるような項目を追加しています。②2月号から始まる「ガバナーのページ」では、ガバナーのロータリーモメントとして、ガバナーがロータリーに入会してよかったと思えたエピソード、ロータリーを続ける理由を掲載します。③「パズルdeロータリー」には、数独、クロスワードに加えて、スケルトンが入ります。④「心は共に」の震災復興支援活動の記事は「ロータリー・アット・ワーク」に掲載します。第2590地区(神奈川県)2008-09年度ガバナーRotary World Magazine Press平成29年 7月号3ロータリーの友

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