ロータリーの友 2017年7月号
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THE ROTARY-NO-TOMO2017 VOL.65 NO.7ガバナーの横顔GOVERNORS わが第2630地区の新ガバナー田山雅敏氏は、決断と行動力の人である。65歳を超えてもその活動は、衰えることがない。2015年3月にガバナーノミニー・デジグネートとなり、以来ガバナーエレクトとして研修を受け、責務に邁まいしん進している。もちろん自社の社長業をこなした上で、他の公職や大学の客員教授も引き受けながらのガバナーなので、「できるかな?」という相談の折も「スケジュールさえ早めに決めればきっと大丈夫だと思いますよ」と背中を押した。候補者選定当時にクラブ会長であった私としては、わが上野東RC会員の総意として彼を選出した。 田山ガバナーも私も40歳くらいで故郷の伊賀上野に戻った中途退職Uターン組。互いに境遇が似ているというご縁でウマが合い、代表幹事を引き受けた。彼はお酒やゴルフを嗜たしなみ(公式1回、非公式2回のホールインワン歴を持つ)、ロ-タリーに対する造詣も深く、海外勤務の経験も豊富で英語も堪能である。上野RC会員だった父上も2期もガバナーをされていた経歴があり、自身が持つロータリーのDNAを大いに生かしリーダーとして活躍することを期待している。兎うさぎは、高く跳ぶほど足跡がはっきりと地面に残るという。卯うさぎ年生まれの彼が高く飛び、その足跡が第2630地区という大地にしっかりと深く残るよう、各クラブの皆さまとともに歩ませていただければと考えている。上野東RC 中井茂平焼津RC 吉田典充 焼津RCから名誉あるガバナーを出すこととなり、誰もが思い描いた男がいました。それが松村君です。私と松村君との付き合いは35年になります。 彼がガバナーという大役に指名された時、自分のことのような大きな感動を受けました。焼津市は全国に知れ渡った海の街、漁業の街です。彼の家系も水産を中心とした大きな商いをしており、幼少時から海の男たちと接して育ちました。義理人情に厚く、ここと決めれば徹底して前進する、それでいて広範囲に目を配る力は素晴らしいものです。 もう一つの魅力は無類の読書家であるということ。寸暇を惜しんでわれわれが想像する以上の書籍を読破しており、本好きが高じ『日本を徳治の国に』を自費出版してしまいました。内容を数行で表せば「日本の文化の中に『お役に立てて幸せです』という言葉がある。日本人は人のために努力しその行為を尊んできた。その人格や人間性の上質な部分を『徳』と言う。その『徳』を持った人たちが集まれば、最低限度のルールで安全で平和な社会が実現できるのではないか」。本文はもっと奥深い内容ですが、拙い説明でも彼の人間性を推測していただけると思います。 彼と私が人生において心が通じ合えているのは「徳は孤ならず必ず隣有り」の気持ちを持っているからだと思っております。お酒を飲み過ぎずに一年をお過ごしください。職業分類-食品加工 1953年9月4日生。(株)いちまる代表取締役社長。98年焼津RC入会。会長。メジャードナー。米山功労者(1)。①お気に入りのカフェで、買ったばかりの本のページを開く時②魚屋なのに高価な貝や魚卵③なまけもの。ある人が付けた私のあだ名はグータラオ(上野東RC)田た山やま雅まさ敏としガバナー(焼津RC)松まつ村むら友とも吉よしガバナー強運のガバナー大義を思う人岐阜・三重職業分類-医薬品製造 1951年10月23日生。中外医薬生産(株)代表取締役社長。92年上野東RC入会。ガバナー補佐。地区青少年委員。メジャードナー。準米山功労者。①自宅の車庫にクルマを停(と)め、エンジンを切った時②コイの刺身/生臭い魚/シナモン味の中華料理③白熊。日頃はのんびりしているが餌を見つけると機敏静岡・山梨30

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