ロータリーの友 2017年7月号
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平成29年 7月号ロータリーの友ガバナーの横顔GOVERNORS東京武蔵府中RC 鹿島恒雄武蔵総社神官、ガバナーに 神野重行さんが金沢東RCから当クラブに入会した時、なんと貫禄のある人だとほれぼれと見た記憶がある。ハンカチーフを胸ポケットに差し、ブレザーをきっちりと着込み、靴もピカピカで笑顔の素すてき敵な方である。会長時のあいさつはアドリブ満載で、会員を巻き込みながら、ゆったり大河の流れるような笑いのあふれるものであった。後で名古屋生まれの人だと知ったが、私にとっては金沢紳士だ。 酒よりも車好きで、45歳にもなるドイツ製の旧車(左ハンドル・マニュアル)をはじめ数台を大事に保有、順繰りにいずれかの愛車を天候に合わせて利用。ガバナー公式訪問にもその愛車で颯さっそう爽と登場予定であったらしいが、気の利かない地区幹事(私)が危機管理上、自前運転をたしなめた。不満気な表情をありありと浮かべ、その夜は自宅で、悪者地区幹事が食卓の話題に登場したようである。 宴席でも、苦手な料理の皿は「栄養補給だよ」と笑顔で私に回す一面も。動物占いでは「甘党の白くま」とのことだが、牛ではないか。心清く、こうと決めたらスローであっても、周りを粉砕して進んでいく。彼の牛歩はスローだが確実に前進し続ける。動きだすとしっかりと臨機応変に着実に進む。いったん、こうと決めたことは諦めることなく、自分の考えるところにちゃんと持っていくのがすごい、と諦めの早い私には見習うことが多い親分なのである。名古屋名駅RC 加藤定伸紳士は白くま? 牛?(東京武蔵府中RC)猿さわたり渡昌まさ盛もりガバナー(名古屋名駅RC)神かみ野の重しげ行ゆきガバナー愛知職業分類-神社神教 1953年4月23日生。(宗)大國魂神社代表役員、宮司。04年東京武蔵府中RC入会。ガバナー補佐。メジャードナー。PHS。米山功労者(3)。①風呂上がりに孫を抱いてビールを飲む時②アルファルファ(マメ科の発芽野菜)の入った料理③ラブラドルレトリバー。強いのに優しいから職業分類-山林業 1947年5月23日生。三重産業(株)代表取締役。01年金沢東RC入会、、07年退会、08年名古屋名駅RC入会。メジャードナー。米山功労者(10)。①車の手入れをしている時②生もの。特に貝類③白くま。寒さに強いから。でも白くまって凶暴ですよね 猿渡ガバナーは、武蔵総社大おおくにたま國魂神社の32代目の宮司の職にあります。この神社は景行天皇41(西暦111)年、 約1900年前に創建されたといわれ、大國魂大神を祀まつる関東きっての由緒ある神社です。ガバナーが高位の神職にだけ許される正装で5月5日の例大祭を斎さいこう行する姿は颯さっそう爽としたもので、役者としては申し分ないところです。 さて舞台はどうか。東京武蔵府中RCは、1988年、この清浄の地の神社を拠点 (初代会長はガバナーの先代、故・猿渡盛文氏、例会場は神社参集殿、バナーは紫地に神社の宝物・鎌倉時代の木彫りで国指定重要文化財の狛こまいぬ犬一対 を白く染め抜いたもの)と定め、やがてはガバナーを輩出するような格調高い組織に成長したいと願って発足しました。当クラブは今年度、時あたかも創立30 周年を迎えます。会員のガバナーに寄せる期待は甚だ大なるものがあります。また、今年度はガバナー会の議長などの大役も兼任。わが国の経済情勢の低迷などもあり、ロータリーを取り巻く諸般の情勢からして、ガバナーの立つ舞台は決して楽な舞台とは思えません。 しかし、ここ13年で15人もの会員候補者を推薦し会員に加えた実績は、ロータリーに対する情熱、クラブ内外の人に対する心配り、積極性の証しです。多くの知己の支援を得て見事、この大舞台を乗り切られると信じています。31東京北マリアナ諸島グアムミクロネシアパラオ第2750地区第2760地区

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