ロータリーの友 2017年7月号
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平成29年 7月号ロータリーの友ガバナーの横顔GOVERNORS京都東RC 橋本長平愛着と誇り ロータリーの楽しみ方を指南してくれた、私の恩人である。時間があればいつも手帳とにらめっこしている人。ひょいとその手帳を覗のぞいてみる。真っ黒。全ての依頼を何とかこなそうと時間のやりくりに奮闘。あるときは、長期海外出張から夕方帰国、その足で2つも会合をこなす。だから片山さんの周りにはとてつもなく人脈が広がり、それがすてきで最高の関係に築かれてゆく。甲南学園の副理事長、会社取締役会長、各種団体の役員、旧友のお世話、5~6足もの草わらじ鞋を履いている上にガバナーを引き受けた。全てがうまくいくよう、全てに手を抜かない。怒った顔も見たことがない。どんな人にも筋道を立てて辛抱強く説得し切る。イエスバットの達人と思う。兎とに角かくメモを取る。その間に思考を固め、物事の本質を見極めるのだと気が付いた。 お酒は一滴も飲めないのに宴席には常に顔を出して、極めて良好なコミュニケーションの花を咲かせる。あっそうそう! 奥さまをとても大事にする。旅行に行くと、奥さまとお嬢さまの後ろをそぞろ歩き。それが格好悪いどころか結構イケてる紳士に見える。奥さまは一筆画の達人。クラブが片山会長年度に創立50周年記念式典を行った際、奥さまから全会員と関係者に、全て図柄の違う直筆の扇子を250本も贈呈された。ご夫婦が互いに敬愛の心を持ち、共に人生を歩んでこられたからこそできることである。大阪東RC 中許忠和兎に角じっとしていない人(京都東RC)田た中なか誠せい二じガバナー(大阪東RC)片かた山やま 勉つとむガバナー福井・京都奈良・滋賀大阪北部職業分類-職業教育 1957年6月11日生。(学)大和学園理事長。99年京都東RC入会。ガバナー補佐。地区R財団奨学金・R財団学友委員長。メジャードナー。米山功労者(10)。①ホッとできるのは、一年後②人混みと渋滞③隼(はやぶさ)。俊敏?で、ありたいから職業分類-プラスチック製品 1944年11月10日生。紀伊産業(株)会長。94年大阪東RC入会。地区幹事。地区社会奉仕委員長。メジャードナー。米山功労者(10)。①愛犬と遊んでいる時②納豆。子どもの頃に食卓になく、食べたことがなかったから③モグラ。普段は人前に立たないから 彼は、京都府私立学校審議会委員、(一社)全国栄養士養成施設協会副会長、(公社)全国調理師養成施設協会副会長などを歴任。1999年に京都東RC入会、2013年に会長を務め、その間、地区の委員会活動に従事している。アメリカ・ロサンゼルスの高校を経てコーネル大学に進学、さらにコロンビア大学大学院修士課程に進み、MBAを取得した。この経験は、早くから彼にグローバルな目を養わせる大きな原動力となったに相違ない。年初に行われた国際協議会でも彼の周りには常に海外のガバナーエレクトたちが多く集い、親睦を深めていたとか! 一方で、なかなかのスポーツマンでもある。中学時代は硬式テニス部の主将を務め、高校時代はスキー部主将としてインターハイ出場を果たした。可かわい愛いやんちゃな時代もあったやに聞くが、人一倍の苦労を重ね、常に脚下を見つめ、己の何たるかを見極めながら人生を歩んでいる。決して驕おごることなく、自分の境地を守りながらも、他人の意見を素直に聞く。彼のリーダーシップが今後、ますます強大なものになっていくことを念じてやまない。 最後に、表題の「愛着と誇り」は、彼が会長時にも掲げた言葉であり、この度、ガバナーとして再び掲げたスローガンでもある。彼の語る言葉には深い含蓄があるが、ここでは字数に限りがあるため、留め置く。33右から2人目が片山ガバナー

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