ロータリーの友 2017年7月号
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THE ROTARY-NO-TOMO2017 VOL.65 NO.7ガバナーの横顔GOVERNORS 2016年4月14~16日にかけて熊本地震が発生し、益城町と西原村で震度7を観測しました。永田ガバナーがガバナーノミニーに就任した10か月後のことです。彼が開業する東熊本病院は益城町にあり、彼は上益城郡の医師会長を務めています。東熊本病院は全壊、自宅も被災しました。幸い入院患者はけがもなく、東熊本第二病院に転院し、ご子息と他の先生が診察に当たっているそうです。ガバナー自身の患者は自分で診察したいのでしょうが、本人は上益城圏域災害医療本部長として孤軍奮闘、被災した地域住民の治療・ケアに当たりました。まさに地域社会に貢献するという精神を体現し、第2720地区のガバナーとしてふさわしい人物であると思います。そして、世界各地、全国各地からのロータリアンの支援、人的奉仕、友情に誰よりも感謝しています。 家庭では子煩悩な父親であり、小学6年生のご子息は、目に入れても痛くないほどです。日本国憲法を語らせると熱が入り、「憲法」についての持論を展開します。とても日本を愛している人であります。そんなガバナーは、地区のスローガンを「ロータリーを奨励し、ロータリーを楽しもう(Encourage ROTARY, Enjoy ROTARY)」としました。優しい顔の奥に秘めた、義理と人情に厚く思いやりのある永田壮一ガバナーです。人吉RC 中川貴夫岩国中央RC 安田年光 創立30周年を過ぎるとガバナー選出の依頼があると聞いた。その通りになったが、最適な人がいた。藤中さんだ。 藤中さんは税理士である。医療法人と社会福祉法人を主に扱い、東北から九州まで飛び回っている。彼の事務所は全くの素人であった職員を税理士試験に数多く合格させていることでも有名である。まさに人づくりの職業奉仕である。事務所に入所後、税理士となって独立した会員によると、入所面接が5時間ほどあったらしい。藤中さんに聞くと、そのくらいしないと本当の姿が分からないということだった。また、彼は話しだすと長くなることが多いが、それが嫌みにならないのは彼の人徳である。 岩国市郊外に居住し、事務所を構えているが、商工会の活動だけでなく、文化芸能の面でも貢献している。来年は明治維新150年を迎えるが、岩国の志士たちの歴史にも詳しく、クラブ会長時には広域合併後の新市内を巡るツアーも企画、実行した。当地区ではガバナー杯軟式野球大会が行われているが、守備に就き、バッターボックスに立つガバナーが24回目で初めて誕生する。初戦の先発で一球でも投げさせたい。そのためには、ちょっとメタボな体をガバナーの激職で健康的に絞っていただこう。 いま新しい旅が始まる。藤中さんとともにクラブ、地区第5グループ一丸となって進んでいきたい。職業分類-税理士 1950年2月8日生。藤中秀幸税理士事務所所長。92年岩国中央RC入会。ガバナー補佐。メジャードナー。米山功労者(2)。①自室の整理・整頓を終えた時②足元から下が見える高い所③虎。「千里往(い)って千里還る」ような外出が多いため(熊本城東RC)永なが田た壮そう一いちガバナー(岩国中央RC)地域に根差すロータリアン沈着冷静で情熱家熊本・大分職業分類-内科医 1951年10月6日生。(医)永田会理事長。94年熊本城東RC入会。地区幹事。地区管理運営部門長、青少年交換委員長、国際奉仕委員長。メジャードナー。米山功労者(1)。①夕食後、お気に入りのオーディオで音楽を聴いている時②特にありませんが、強いて言えば「辛いキムチ」③うま。顔が長いし、競馬好き(?)広島・山口36藤ふじ中なか秀ひで幸ゆきガバナー

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