ロータリーの友 2017年7月号
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平成29年 7月号ロータリーの友ガバナーの横顔GOVERNORS宮崎北RC 今村時雄皆と朋に喜びを 佐賀南RCは今年度創立32年を迎える、会員数42人のクラブです。そして、初めてガバナーを選出しました。 駒井英基ガバナーは、1955(昭和30)年生まれの62歳という若さですが、創立会員でもあります。お父さまがロータリアンだったこともあり、その背中を見て、自分もロータリアンになったそうです。 2008-09年度にクラブ会長を務め、その時、私がクラブ幹事を仰せつかったのですが、ロータリーの豊富な知識に脱帽することしきりで、多くのことを教わりました。特に社会奉仕、職業奉仕、クラブ奉仕には造詣が深く、地区委員長もそれぞれ務め、われわれにとってロータリーの生き字引的存在でもあります。 彼の人脈は広く豊富で、しかも行動派であり、わがクラブはもちろん、地区においても欠かせない頼れる存在であります。 「The lure of Rotary has ever been the friendships that have been found here(ロータリーの魅力はロータリーで見いだす友情でした)」というロータリーの創始者ポール・ハリスの言葉を地で行く駒井ガバナーです。小さなクラブですが、まとまりはよく、同じグループのロータリークラブの支援を得ながら、駒井ガバナーを精いっぱいバックアップしていく所存です。佐賀南RC 笠 慶宣すご腕! 町の歯医者さん(宮崎北RC)押おし川かわ弘ひろ巳みガバナー(佐賀南RC)駒こま井い英ひで基きガバナー鹿児島・宮崎長崎・佐賀職業分類-歯科医師 1946年6月5日生。押川歯科医院院長。85年宮崎北RC入会。ガバナー補佐。地区クラブ奉仕委員。MPHF。ベネファクター。米山功労者(1)。①仕事が終わり、好きなテレビや映画を見ながら晩酌をする時②蛇を見たり、映像で見た時。後々まで残り、気色が悪い③始終動き回っており、周りからはサメと言われる職業分類-歯科医 1955年7月2日生。駒井歯科医院院長。85年佐賀南RC創立会員。地区職業奉仕委員長、クラブ奉仕委員長。MPHF。PHS。米山功労者(3)。①仕事の後、自宅に帰り、シャワーを浴び、ビールを飲む時②酸味の強い食べ物。熱帯の気候での生活③コリー犬。名前の由来、ゲール語で「役に立つ」にあやかって 海音寺潮五郎(1901~77)は、たくましく豪快で飾り気がなく、誠実な男を描くのが非常にうまかった作家です。そのような気質を「質実剛健」の四文字で形容していますが、それは「美徳への郷愁を湧き起こす」言葉だともされています。押川弘巳ガバナーはまさに、この「質実剛健」で形容される男。言葉を足せば、活動家で勝負運も強く、人に信頼されて慕われ、一本気で竹を割ったような性格、物事をストレートに表現する人です。没後20年以上経過しても、今なお彼が田中角栄(1918~93)に強い尊敬の念を抱くのは、強烈なリーダーと決断力に共通する、男の技量を求めてのことかと思います。「精神一到何事か成らざらん」が座右の銘とは、理解に難くないことです。 趣味は旅行ですが、単なる観光ばかりでなく、旬の郷土料理に合わせて美味な地酒を堪能し、その地の特徴を口に記憶させるまでが、彼本来の趣味となります。 ロータリーの世界では、いろいろな勉強会や研究会に参加することで出会える先輩諸氏との交流が、愉たのしみの一つと話しています。そこから得た各種情報は、後輩のロータリアンに伝えられ、そうした価値ある情報による指導育成が確実に実行されています。今年度は、そんな押川ガバナーに皆で大いにエールを送り、朋ともにロータリアンとして素晴らしい一年にしたいと思います。37

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